「劇場」の話とか

今日はゲームの話少なめ。

久々に大会を見たけどばちぼこにアツかった。

うまい人の対戦見てモチベーションが上がりまくった。

プロ同士の対戦をもっと見よう。

参考になることしかない。

まぁそんな感じ。

 

こっから本題。

「劇場」あっという間に読み終わった。

とてもとてもとてもよかったよ。

ネタバレだらけかもです。ごめんなさい。

永田のことを受け入れられるか受け入れられないかでかなりこの作品の印象は変わると思う。

個人的には受け入れられたからこの作品がよかったと思えた。

映画化が決まっているからか沙希が脳内でちらちら出て来て、読むのが相当しんどくなった。

自分の悪い所なんていくらでも言える。才能のないことを受け入れればいい。嫉妬している対象の力に正々堂々とおびえればいい。理屈ではわかっているけれど自分では踏みきれない。人に好かれたいと願うことや、誰かに認められたいという平凡な欲求さえも僕の身の丈にはあっていないのだろうか。世界のすべてに否定されるなら、すべてを憎むことができる。それは僕の特技でもあった。沙希の存在のせいで僕は世界のすべてを呪う方法を失った。

自身をどこかに重ねることができる作品を"いい作品"だと自分は思ってるみたいなんだけど、この作品には自分を重ねすぎて色々な感情が混ざりまくってぐちゃぐちゃになってしまった。

最後まで綺麗だった。

劇場 (新潮文庫)

劇場 (新潮文庫)

 

 

 

 

終わり